ドジ三昧の新人弁護士に回って来た最後のチャンス。が、その案件の証人になり得るのは、落ち武者の幽霊だけだった……

監督:三谷幸喜 出演:深津絵里、西田敏行
楽しかったな。
大笑いというんではないけど、
至るところでクスクス。
何ですか、落ち武者が出るからって「しかばね荘」の「耳鳴りの間」って

何で生瀬さん、あの髪型?

「オレに任せとけ」って阿部ちゃん、タップでどうにかなるつもりだったの?

などなど、細かい笑いがいっぱい。
話も、法廷ものとしても見せていて、ノれる

ただ、……個人的には、ああいうラストなら、
別にお父さんの出現はいらなかった気がする。
もっと先祖代々の因縁があったのかと深読みしてしまって、
あれ以上の何かを期待しちゃってたんで。
だって、更科六兵衛さんが仕えていたのが北条さんで、
彼女の苗字も宝生(ほうしょう)さんで、
耳から聞くと同じ名前なのかと思っちゃったから、
だからそこに何かつながりが? と勘ぐってしまったんだもの……

結局「会えてよかった」みたいなだけだったので、
スカを喰らったような感じがしたんだよね。
役者さん的には、
やっぱりすごい存在感と安定感だな、と思わせられるのが、
西田敏行さん。
おどろおどろしい落ち武者の幽霊でありながら、
ちょっとわがままで茶目っ気たっぷり。
何だかかわいいんだよね

それからふかっちゃん。
あれはもう15年くらいも前になるのか、
ドジドジの新人OL役やっていたドラマ「最高の片思い」を思い出した
(ちなみに主題歌は福山雅治の「HELLO」……古っ。古すぎてすぐにはタイトル思い出せなかったよっ)。
とにかく、
一途で必死でピュアなその頃のイメージが変わっていないふかっちゃんはすごい

あと、竹内結子さん。
あの厚化粧の悪女っぷり(しかも二役)は、見てる方も面白かったし、
御本人も楽しかったのでは。
山本耕史さんは、……あんなんでいーの……?

特別ゲスト? 友情出演? てこと?
佐藤浩市さんや唐沢寿明さん、篠原涼子さんなどがちょい出してるのも、
三谷さんのサービス精神が楽しめる。
佐藤さんの登場シーンは、「ザ・マジックアワー」を踏まえて観ると、より笑える。
でも、篠原さんや唐沢さんはそういうの思い当たらなかったな。。。
何かあるんでしょーか。
とにかくとにかく、
楽しめる。
この映画、今年の初笑いにうってつけでした

