筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ-映画編-

同名の、野球&映画ブログから、映画だけ独立させてみました。

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弱い方へシワ寄せが行くんだ 「悪人」

出会い系サイトで光代と知り合った祐一は、人を殺してしまったことを告白する。若い女性の命を奪ったことで世間からは「悪人」とされる祐一だが……
監督:李相日 出演:妻夫木聡、深津絵里



出会い系サイトで知り合った男女の逃避行、
という煽り文句がどうもイヤで、
観る気が起きずにいたこの映画

でもモントリオールでの受賞もあるし、
いずれは観ようと思っていた。
ようやく観たら、やはりかなりレベル高いじゃないですか

暗くて重いけど、じっくり問いかける。
考えさせられる。

世間でいう「悪人」とは、本当に悪人なのか?
一くくりに一般論で片付けてしまうのは
危険ではないか?

どこかで歪んでいる者がいる。
ひずんでいる何かがある。
それが伝言ゲームみたいに変形しながら、
弱い方、弱い方へとシワ寄っていく。

すごく辛い話だけど、
でも最近すごくよく感じていたことだった。

めぐりめぐってババを引いてしまった悲しい男を演じたのは、
妻夫木くん。
私の中では、若い頃の、あまりに情けなかったり、
コメディでの輝く笑顔のイメージが強くて。。。

だから、こういう無口で暗い目の彼はすごく新鮮だった。
新境地じゃないかな

そういう意味で、
最優秀女優賞で話題をさらってしまった深っちゃんより目を引いた
深っちゃんはコメディだろうが強い女だろうが悲しい役だろうがお手のものだから、
この映画で特に驚いたりしなかったもの。

一番天誅を加えたかったあいつは、
あのまま好き勝手に生きていってしまうんだろうな
岡田くん、新進の若手なのにこういうひどい役が多いね。。。

満島ちゃんも同じく。。。
被害者とはいえ、原因を作ったという意味で酷い女。

それでも、どんな娘でも親にとっては悲しさ、悔しさしかない。
そんな無念な父親を、切々と演じていた柄本明さんも印象的だった。



こんな秀作を、煽り文句で敬遠してたのが悔しい
宣伝文句が、刺激的な言葉優先でテーマがズレている気がするのは、
私だけですか?

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