筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ-映画編-

同名の、野球&映画ブログから、映画だけ独立させてみました。

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後半にうなずけなかった「プリンセス トヨトミ」

会計検査院の調査官3人が大阪にやってきた。国家予算の使い道が正しいかどうかを調べるのが彼らの仕事だが、鬼の松平と異名を取るリーダーは、財団法人OJOに引っかかりを感じる。そしてその裏に400年も続いてきた大阪国の存在を知ってしまう……
2011年 監督:鈴木雅之 出演:堤真一



原作未読。

日頃あまりなじみのない会計監査院という職業、
その電卓のプロフェッショナルな扱い方といい
調査を受ける企業との駆け引きといい。
これだけでもお仕事ものとして面白そう。

でもそれは入り口に過ぎなくて、
メインは、歴史の裏側で脈々と受け継がれてきた大阪国の存在という奇想天外なストーリー。
そしてそこに絡む父子の絆が骨太なテーマで。

専門的な部分を見せつつ、スケールの大きな構想と、身近な親子の情が、
うまく融合した壮大なエンターテイメントだった。
思わず身を乗り出して観ていた。
……前半までは。

すごく面白そうだったんだよね。
お仕事ものとしても歴史ファンタジーとしても親子ものとしても。

中井貴一さん演じる大阪国総理真田の、
堤さん演じる監査院責任者鬼の松平への説得演説も胸を打つ熱さがあったし。

た、だ、し。
父子の絆の話と、予算の話は別でしょう。
いくら松平に父との関係に後悔があって
真田の話に共感できたとしても、
「鬼の松平」との異名まで取った人が、そんなプロが、
五億の使途不明金の見逃しはダメでしょう。
そこで一気にがっかりしてしまったのだった……

何かそのプロなりの案なり手腕なりで解決していくのが観たかったな。

それから、女性になりたくてセーラー服で登校する男の子。
私はそっちが実はプリンセスなのだとばかり思ってた。
どこかですりかえとか影武者とか、そういうオチがあるのかと。
でも勘ぐり過ぎだった……
だったら何であんな男の子が出てきたのか、ちょっと意味不明かな~。

あとは画面がちょっと見づらくて。
カットバックが細かすぎてうるさく感じたし、
スローを多用しすぎてどこを一番見せたいのかがぼやけたように思う。

何度も言うけど、
題材はホンットに面白そうだったのよ。
後半に、もっと「なるほど」と思わせてもらえたら
満足できたんだけどな~

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