筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ-映画編-

同名の、野球&映画ブログから、映画だけ独立させてみました。

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ラストが好きでない 「グラン・トリノ」

家族にも愛想を尽かされている意固地なウォルトは、愛車のグラン・トリノを盗もうとした少年タオと知り合う。タオはギャングにそそのかされただけで、気のいい隣人であり、その姉スーと共にウォルトは親しくなっていくのだが……
2008年 監督、出演:クリント・イーストウッド



血のつながった家族達とは何だか距離や壁ができている。
お隣はあまり好きじゃない人種の大家族。
だからますます頑固になり、孤独を愛するようになるウォルト。

この頑固ジジイが自分の家族に腹立たしさしか感じなくなったせいなのか、、
隣の異文化の人々がするりと入り込む。
ウォルトと少年タオとその姉スーはお互い心を許し合い、いい影響を与え合う。

工具や料理やそしてグラン・トリノというクラシックカー。
そんな小道具が心憎いほどわくわくする。

彼らの友情が育って信頼し合うまでの過程が丁寧で、
微笑ましく温かい。
そういうのを観るのは頬も緩むし、楽しい。


ただ……
イーストウッド監督の映画は、ラストがどうも肌に合わないものが多くて……
「ミスティック・リバー」も「ミリオン・ダラー・ベイビー」も、
どんよりして映画館を出たっけ。。。
この映画も同じような気分になった。。。

何であんな子供同士の争いが殺し合いとかそんなとこまでエスカレートし、
しかもこんな人格者がそれにやられてしまうなんて結末になってしまうのか……
そういう危険な区域だからだとか、ギャングとはそういう理不尽なものなのだ、とか
人種の問題は根深いとか言われればそれまでだけど……

で、あの結末、
ウォルトが、病気だったから粋な死に場を求めていたとか、
あれでタオに「暴力の連鎖」の歯止めをかけたとか、
いろいろ解釈はあるんだろうけど。

何かものすごく後味が悪いんだよね。
それまで、何歳になってもどんな人種同士でも大人でも子供でも、
「絆」ができるのっていいもんだよね、という
温かさが楽しめただけに。

いい映画だとは思う。
でももう一度観たいかと言われると、
途中までなら。
私的にはそうなりますね。。。

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