筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ-映画編-

同名の、野球&映画ブログから、映画だけ独立させてみました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

誇りに満ちたラストが好き 「グリーンフィンガーズ」

開かれた刑務所として画期的な試みをするエッジフィールドに移されたコリン。弟を殺して服役15年、投げやりで無気力になっていた。それが同室のファーガスの植物好きがきっかけで、庭師を命じられ……
2000年 監督:ジョエル・ハーシュマン 出演:クライヴ・オーウェン、ヘレン・ミレン



グリーン・フィンガーズ=天才庭師。
ステキな言い回しだと思う。

すごくすごく好きな映画。
「ショーシャンクの空に」も大好きなので、
刑務所映画が好きなのかと誤解されそうだけど、そういうわけじゃなく……

残りの人生に何の希望を持たず、投げやりで、
仕事を選べと言われても「言われたことをちゃんとやります」と受け身のコリン。
それが、たまたま植えた種が芽を出し花をつけたことから、所長に庭師を命じられる。

一緒に始めさせられた仲間も、「花いじりなんて」と全然乗り気でない。
そもそも、刑務所に収容されるような荒くれ男共なんだし、ミスマッチも甚だしい
そこがおかしくてまず笑える

きっかけとなったファーガスというおじいちゃんは、
おしゃれで植物を愛するおちゃめな紳士。
いくらコリンに無視されようとも、人懐こくてかわいげがある。
でも、過去にお酒で重大な過ちを犯し、一生刑務所暮らし。
そして余命も長くない。

そんな彼らだが、種を植え、花を咲かせ、色とりどりの庭ができあがると、
むくむくとやる気が湧いてくる。
あんなに無気力だったコリンも、
「私は庭師です」と言い切って仮出所を許されるほどに

しかし、その思いが強すぎたために、彼の取った行動はとんでもない。

彼女が彼を許せない気持ち、すごくよくわかる。
でも、彼の気持ちもわかりすぎるほどわかってしまう。
辛いところ……

でも、胸を張って3人が宮殿に歩いていくラストは、爽快で希望溢れるもの
自分はこれをやるために生きている、という誇りに満ちている。
あれを見たら、許すしかない、って思ってしまうだろうな。。。

実話が基となっているということだけど、
できればこの3人に、途中ぬれぎぬで離脱したトニーも加えて欲しかった

ファーガスも楽しかったけど、ガーデニングの大家のジョージナも面白かった。
刑務所の囚人ということに偏見を持たずに勇ましく、
それでいて自分の娘の恋人にするとなると躊躇する人間らしさ。

刑務所の所長にその奥さん、監視係も温かい

花言葉も効果的に使われていて、ちょっと小粋。
日本とは全く違うイギリスの、のどかで広々とした風景や、
ハンプトンコートとかの建物の由緒ある感じがとても情緒がある。

観終わった後にとても気持ちの洗われる、大好きな映画です

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://baseballdrama.blog18.fc2.com/tb.php/58-2e85d196
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。