筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ-映画編-

同名の、野球&映画ブログから、映画だけ独立させてみました。

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生々しかった「孤高のメス」

シングルマザーでいやいや看護婦をしていた浪子の病院に配属されてきた当麻は、慣例よりも患者の命を重んじる外科医だった。信頼も尊敬も出来る当麻に、スタッフ達も仕事への意識が変わっていく……
監督:成瀬出 出演:堤真一、夏川結衣



あれほど執拗に何度も画面に映す必要があるのかと思うほどの、内臓や手術シーン

でもそれよりも、
看護婦(1989年の話だから「師」じゃなくて「婦」だよね)の手術後の後片づけなど、
バケツ大のビーカーになみなみの出血を水道に捨てたり、
床に飛び散った血をモップで掃除したりとか、、、
そんなことがとても生々しかった

浪子が嫌気が差してやる気が失せる状況がよくわかる。
低次元な医師の、凄惨な手術の後、そんなことしてたら、ねえ。
やりきれないでしょう。。。


堤真一=当麻のキャラがよかったな~。
外科医としての信念も技術も崇高で、それでいて他のことには朴念仁
見合いとか恋愛とかは全く他人事で、ベタそのもの。
そのギャップが何だかかわいげがある

夏川結衣=浪子の、彼を慕う気持ちと逆のセリフや、表情もよかった。
最後、というか最初に出てくる、彼女が不遇の死に方をしたらしい、というところが、
ちょっと哀しかったけど

んも~、生瀬勝久ってああいう憎ったらしい役が上手すぎー!
柄本明も、どっか胡散臭そうな市長が似合いすぎー! 
いや、胡散くさくはないんだけどね……


実は医者物の社会派ということで、
テレビでいくつもやっているドラマと大して変わらないのかな~と、
「法で認められていない脳死肝移植を強行しちゃう」という倫理問題なのね、と、、、
観る前から勝手にわかった気になって、
あまり期待しないで観た……

いえいえ、かなり見応えあったですよ。
面白かった
良い方に裏切られました。

哀しい出来事や理不尽なこともたくさんあるけれど、
最後には人間がつながっていく。
人の思いがつながっていく。

そんな希望が描かれていて、後味よかったです

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