筋書きのないドラマ、筋書きのあるドラマ-映画編-

同名の、野球&映画ブログから、映画だけ独立させてみました。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

飽きさせない一幕もの 「笑の大学」

戦時中、劇団「笑の大学」の座付作家椿は、心の底から笑ったことのない検閲官向坂の命じるままに脚本を書き直す。皮肉にも直しが重なるうち面白くなっていき、すると二人はどんどんアイディアを出し合うようになるのだった
2004年 監督:星護 脚本:三谷幸喜 出演:役所広司、稲垣吾郎



ラジオドラマ、舞台だったものの映画化というが、
なるほど、と思う構成。

三谷脚本の本領発揮、といった感じの、一幕もの。
2時間ほぼたった二人の掛け合いだけ。

これが面白いんだ

頑固で石頭だった検閲官向坂の気持ちが、少しずつ変わってゆく。
心底笑ったことがなかったのに、喜劇というものに一目置くようになる。

それが顕著で自然で、でもおかしくて微笑ましい

向坂にやられているようで、逆にうまくノセてしまう椿だが、
それを狙ってやっているわけではない。

椿の「絶対に検閲を通して上演する」という強い意志が、
柔らかい物腰からも伝わってきて、なおかつこっちも何だかおかしい

ほとんど密室、ほとんど二人。
こんなに苦しいカセの中でこれだけの脚本を書く三谷さんは、
やっばりすごい

そのうえ、役所さんとゴローちゃんがホントにいい味を出していて、
見応え充分

ラストは少しばかり後味が悪い気もするが、
三谷映画の中で一番好きかもしれない
(あ、監督は三谷さんじゃないけどね)


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://baseballdrama.blog18.fc2.com/tb.php/91-3b6e23db
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。